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セクションC 工業

06.08.2019, 00:00
43

サブセクション

グループ

サブグループ

 

提言

10

108

 

動物用飼料生産

 
   

1080

大型有角獣・水牛の飼育

1. 畜産用飼料の生産量を5年以内に50~70%削減する

理由:

a) 2018年の配合飼料生産量:10億トン

b) 畜産用飼料を栽培するための牧草地面積は5億ha

c) 畜産牧草地用の体系的な森林伐採

d) 飼料栽培用牧草地は年間75万ha増加する見込みで、2050年までに総面積は2,330万ha増加する

2. メタンおよびその他の有機物質からビオプロテイン*を生産する

理由:

飼料に含まれる動物性たんぱく質の代用品の製造

* ビオプロテイン

バイオテクノロジー、高収量株、効率的な培地および機器により、メタンから安定した高品質のビオプロテインを大量に生産することができる。メタンからつくられるビオプロテインは完全な微生物タンパク質で、飼料およびタンパク・ビタミンサプリメントの主要機能成分として使用されるためのものである。ビオプロテインには70~79%の粗タンパク質が含まれる。ビオプロテインは完全なタンパク質製品であり、高濃度のビタミンB(とくにB12)、アミノ酸(リジン5.3%、含硫アミノ酸1.7%を含む)および微量元素を含み、様々な種類や年齢の動物のニーズを完全に満たす。

ビオプロテイン生産の優位点:

  • 季節や気象の変化に左右されない安定的な生産、固定価格での継続的な供給サイクル
  • 環境への影響の軽減
  • 経済的に効率的な農業を可能にする安定した高品質の製品
  • 加工度を上げることによる追加的な利益(食品製造、製薬)
  • 保存の安定性
  • ビオプロテイン1トンで配合飼料20トン分のタンパク質に相当し、さらに鶏肉約1.5トン、卵15,000個、豚肉0.8トンが得られる。
  • ビオプロテインにより、畜産、養鶏、養殖の無害な発展を可能にするバランスのとれた完全な配合飼料を生産することができる
  • ビオプロテインは無毒で、発がん作用や累積的作用はない
  • ビオプロテインを飼料として生産された肉製品は人間にとってヘルシーで環境に無害である
  • ビオプロテインは動物だけでなく人間の栄養基盤としても重要である

ビオプロテインは生物由来材料からもつくられる。世界では、病気、伝染病、火災などにより毎年約30億~70億匹の動物が死んでいる。新技術により動物の死骸を消毒し、ビオプロテイン*に加工することが可能である。

おそらく、世界でエコ・サピエンスの世界観が承認された後の2030年以降、死者の火葬の代わりにこの技術が利用される可能性もある。このように、死骸の焼却により発生する有害物質の大気への排出が最小化される。

*この技術に関する詳細はeuricaa.com参照。

表1の続き

サブセクション

グループ

サブグループ

 

提言

12

120

1200

たばこ製品の生産

たばこ製品の生産量を削減する

理由:

a) 大規模な森林伐採:たばこの葉を乾燥させるために年間1,150万トンの木材が燃やされている

b) 喫煙により二酸化炭素260万トンおよびメタン約520万トンが排出されている

c) 年間20万haの森林が伐採されている(たばこ300本=木1本)

d) たばこの吸殻は世界中で最も多いごみの一つ:固形廃棄物200万トン、ニコチン30万トン、化学物質20万トン

e) 喫煙により年間700万人が死亡

14

   

衣服製造

 
 

141

1410

毛皮製品を除く衣服製造

1. 衣服の生産量を70%削減する

2. 繊維産業および製品の流通を規制する規則を導入する

理由:

a) 2017年の世界の紡織用繊維生産量:9,500万トン。そのうち7,000万トン(4,000億㎡)以上が化学繊維

b) 水消費量:年間2,150億トン

c) 温室効果ガス排出量:年間40億СО2換算トン

3. 衣服製造における染料の使用をやめる

理由:

a) 不溶性の有毒化学物質による排水汚染

b) 染色による温室効果ガス排出量:年間11億CO2換算トン

c) 水消費量:年間600億トン

4. 衣服製造用素材の強制的な品質基準を策定および導入する

理由:

a) 素材の品質が低いため衣服の摩耗が早い

b) 製造において低品質な素材を使用しているため大量の廃棄物が発生する

 

142

1420

毛皮製品の製造

5年以内に天然毛皮製品の生産量を50%、人工毛皮製品の生産量を100%削減する

理由:

a) 動物に対する非人道的な態度

b) プラスチックの過剰消費

c) 工場の高い毒性

d) 2018年には毛皮製造のために世界で7,500万匹以上のミンクが殺された

15

   

皮革製品および関連製品の製造

皮革製品(付属品)の製造を禁止する

理由:

a) 皮革生産量:年間20億㎡

b) 動物に対する非人道的な態度

c) 他の素材より多くの温室効果ガスを排出:年間2億3,000万СО2換算トン

 

151

1510

スーツケース、バッグおよび類似製品、鞍製品の製造

スーツケースの容量を10L以下とする

理由:

適度な消費により大きな荷物は不要になる

 

152

1520

靴の製造

5年以内に靴の生産量を50%削減する

理由:

a) 温室効果ガス排出量:年間7億СО2換算トン

b) 水消費量:年間300億トン

c) 靴生産量:年間230億足

17

   

紙および紙製品の製造

5年以内に紙およびセルロースの生産量を70%削減する。電子印鑑・署名を利用して紙の書類から電子書類に移行する

理由:

a) 紙生産量:年間約4億トン

b) 水消費量:年間1,400億トン

c) 紙は一般廃棄物の33%および産業廃棄物の50%を占める

d) 森林伐採:年間1億2,500万本の木

19

   

コークス製品および石油製品の製造

 
 

192

1920

石油製品の製造

5年以内に燃料として使用される石油製品の生産量を50%削減する

理由:

a) 2017年の石油製品生産量は45億トン

b) 温室効果ガス排出量:年間175億СО2換算トン

20

201

2011

化学物質および化学製品の製造

1. 5年以内に化学物質の生産量を70%削減する

理由:

a) 化学廃棄物処理:年間4億トン

b) 世界の化学物質生産量:年間14億トン

2. 廃棄物を出さない生産技術(「グリーンケミストリー」*)を導入する

   

2012

肥料および窒素化合物の製造

使用すると灌漑用地の土壌の塩害と壊死につながる肥料の生産を全面的に禁止する

理由:

土壌劣化:年間1,200万ha。肥沃度の低い劣化土壌の総面積は約60億ha

   

2021

農薬およびその他の農業化学製品の製造

使用すると灌漑用地の土壌の塩害と壊死につながる肥料の生産を全面的に禁止する

理由:

土壌劣化:年間1,200万ha。肥沃度の低い劣化土壌の総面積は約60億ha

* 「グリーンケミストリー」

「グリーンケミストリー」は科学的指針であり、環境に良い影響を与え、危険物質の使用と生成を最小限に抑えるプロセスの向上をベースとする。

また、「グリーンケミストリー」とは、有害物質の使用を全面的に排除する基本的な材料とプロセスの選択である。

「グリーンケミストリー」の原則

  • 予防:廃棄物の処理と洗浄よりもダメージを防止する方が合理的である。
  • 節約:使用される全ての材料が最終製品となるような合成手法を選択する。
  • 安全な合成手法:適用される合成手法は、人間と環境にとって有害な物質の使用と合成を想定するものであってはならない。
  • 安全な化学物質の開発:最大限に無毒な、望ましい化学物質の生成。
  • 安全な添加剤:溶剤や分離剤の使用中止。これが不可能である場合は無害に使用しなければならない。
  • エネルギー効率:電力消費を最低限に抑え、環境に近い温度や気圧の下で合成プロセスを実行する。
  • 再生可能資源の利用:合理的である場合に基本的な材料と消耗品を使用する。
  • 副生成物を最小限に抑制:副生成物の生成を禁止する。
  • 触媒作用:(可能な限り最も選択的な)触媒プロセスの適用。
  • 製品の安全性:使用後に環境に残留せず分解して無害な物質になるような化学製品の製造。
  • リアルタイムでの分析:危険物質生成のモニタリングと制御のための分析手法の開発。
  • 安全な化学物質の使用:化学的プロセスにおいて使用される物質および物質の形状を、漏出、爆発、火災のリスクが最小限となるように選択する。

表1の続き

サブセクション

グループ

サブグループ

 

提言

20

202

2022

ペンキ、ワニスなどの塗料、印刷用インク、パテの製造

1. 5年以内にペンキの生産量を80%削減する

理由:

a) 年間960万人ががんで死亡しているが、定期的にペンキを使った作業をしている人については、一部のがんのリスクが20~40%高くなる

b) 2020年にはペンキの需要が5,500万トンになる見込み

c) 環境に最も悪い影響を与える酸化チタンの製造(СО2、N2O、SO2、NOx、CH4および揮発性有機化合物(VOC)の排出)

d) ペンキ乾燥後のVOCの分離

2.最大限に無害なVOC含有量の必須規格を導入する

理由:

a) 低VOC含有量:200g/L未満

b) 有機化合物を含有しない:5g/L未満

3. 5年以内に以下の成分の使用を全面的に禁止する必須基準Green Sealを導入する

• ハロゲンメタン(塩化メチレン)

• 塩素化エタン(1,1,1-トリクロロエタン)

• 芳香族系溶剤(ベンゼン、トルエン(メチルベンゼン)、エチルベンゼン)

• 塩素化エチレン(塩化ビニル)

• 多核芳香族化合物(ナフタレン)

• クロロベンゼン(1,2-ジクロロベンゼン)

• フタル酸エステル(フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジ-n-オクチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジメチル)

• 様々な半揮発性有機化合物(イソホロン)

•重金属とその化合物(アンチモン、カドミウム、六価クロム、鉛、水銀)

• 防腐剤(ホルムアルデヒド)

• ケトン(メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン)

• 揮発性有機化合物(アクロレイン、アクリロニトリル)

 
   

2023

石鹸、洗剤、洗浄剤、研磨剤、化粧品、フレグランス製品の製造

1. フレグランス・化粧品製造業におけるマイクロプラスチックの使用を5年以内に全面的に禁止する

理由:

海洋汚染:下水処理場で除去されない化粧品のマイクロプラスチックは年間約26トン

2. 日焼け止めクリームの生産量を削減する

理由:

年間14,000トンが海に流出し、サンゴのDNAにダメージを与えている

 

21

   

医薬品、医用化学物質および薬草製品の製造

1. 類似の医薬品の包装基準を厳格化する

理由:

医療過誤の33%の原因は不適当な医薬品の適用 である

2. 5年以内に合成ビタミンの製造を全面的に禁止する

理由:

早死のリスクの拡大

 

22

   

ゴム・プラスチック製品の製造

   
 

221

2210

ゴム製品の製造

1. 5年以内にゴム製品(靴、タイヤ、カバーなど)の生産量を80%削減する

理由:

a) 温室効果ガス排出量:年間約3億СО2換算トン

b) SO2,、NOx、CO2、煤煙、С6Н6О2,、С2Н4、СН2Оおよびその他の有毒で攻撃的な化合物による大気汚染

c) 屋外に置かれたゴム屑は徐々に分解し、大気中に揮発性の成分と金属を放出する

2. 天然ゴム製品の製造に移行する

 
 

222

2220

プラスチック製品の製造

リサイクルされないプラスチック製品の製造を5年以内に全面的に禁止する

理由:

а) リサイクルされない廃プラスチック:年間3億6,000万トン

b) 廃プラスチックの91%がリサイクルされていない

c) プラスチック生産量:年間4億トン

d) 世界の大洋のごみ汚染面積は米国の面積を上回る1,000万㎢

 

23

   

その他の非金属・鉱物製品の製造

   
 

239

2395

コンクリート・セメント・石膏製品の製造

1. 5年以内にコンクリート・セメント・石膏製品の生産量を削減する

理由:

セメントの生産による2016年の温室効果ガス排出量: 15億CO2換算トン

2. ナノコンクリート*およびその他のイノベーション建材の使用を促進する

3. 新たな複合建材製造技術の適用**を促進する

 

* ナノコンクリートとは、以下の成分(%)を含むイノベーション建材である

  • 細断されたバサルト繊維の産業廃棄物(99.3~99.6)
  • 苛性ソーダ(0.5~0.1)
  • 水(0.3~0.5)
  • ナノ改質剤:たとえば「アストラレン」というフレロイド素材(0.0001~0.001)

主な優位点:

  • 防水性
  • 耐霜性
  • 圧縮強度(2~150 Mpa)
  • 耐クラック性
  • 耐火性(800°Сまで)
  • 防弾性
  • 構造物を数分の1に軽量化
  • ナノコンクリート製造技術は新しい機器を必要としない

上記の優位点は、ナノレベルでアストラレンが存在するとセメント系人造石が自己組織化することにより形成される特別な構造によるものである。フレロイド素材は非常に大きな双極子モーメントを有し、水が存在するとセメント系人造石の粒子がフレロイドから双極子ベクトルに沿って配列される。アストラレンは環状で容積率が大きく多極性である。その結果、セメント系人造石はアストラレンの周りを星状に大きくなり、独自の追加的なナノ補強多極結合剤として充填剤の層に浸透する。

** 新たな複合建材製造技術の適用

鉱物資源・燃料基盤の埋蔵量の枯渇により、天然資源の有用な製品への最大限の転換、省エネルギー技術の開発が必要とされている。

建設現場における省資源の効率的な方向性は、人造素材を使用したクリンカーレス複合セメントの製造である。複合マグネシア結合材は、その特性と使用条件により一連の複合セメントの中でも特に優れている。

高純度の酸化マグネシウム生成およびこれに基づく結合材製造の技術開発により、製品のコストが大幅に下がり、製品は新たな特性を得る。

マグネシア結合材は酸化マグネシウムを活性成分とする物質である。

マグネシア結合材は集中的に硬化し、湿度や加熱を必要としない。

マグネシア結合材は標準的に凝結し、速効性があり、空気中で硬化する高強度の結合材である。

マグネシア結合材はポルトランドセメントに比べて非常に優位である。

使用される充填剤に応じ、マグネシアコンクリートは以下の特性を有する。

  • 追加の補強材を使用しなくても機械的圧縮強度があり(3~5倍)、硬化期間が3日以下と短い(ポルトランドセメントは5日)
  • 衝撃強度が高い
  • 耐摩耗性が高い
  • 多くの従来の素材と同水準の耐候性
  • 絶対的な耐油性および耐塩性(油、石油製品、海水に晒されても、マグネシアコンクリートの強度は増すのみである)
  • 装飾性、すなわち多くの天然素材(木材からマラカイトまで)を正確に模すことが可能
  • 耐火性:マグネシアコンクリートでできた構造物は十分な重量があれば第5カテゴリーの火災にも耐え、素材の劣化や発がん性物質の放出も伴わない
  • 殺菌性が菌類やバクテリアの発生を防ぎ、ビショフ石の苦塩味が昆虫やげっ歯類の出現を防ぐ
  • 誘電性と導電性が低く、経時的に安定しており、湿度にほとんど左右されない。この素材は電磁放射から保護するよう特別に設計された構造物の製造に不可欠であり、マグネサイトでできた構造物の表面は帯電せずスパークを発生させない
  • 生物学的に不活性であり、すなわち環境に安全である。さらに、マグネシア結合材には、海水と同じ微量元素で空気を満たす一定の鉱泉療法効果がある
  • 埃が出ず、ほぼ収縮がなく、すなわち全面がコーティングされており、エキスパンションジョイントの切断が不要で、耐久性があり強度が高い

マグネシウムを含む天然鉱物は埋蔵量が多く、地殻の8%以上を成している。マグネシアセメントを製造するために必要な電力はポルトランドセメントを製造するための電力のわずか30~40%である。

マグネシア結合材を使用する最新の技術により、壁材、梁、レンガまたは砕石を模した外装を施した発砲マグネシアのユニット、様々な床材など、ほぼ何でもつくることが可能である。

マグネシアコーティングの優れた特徴は他の素材にみられない高い品質であり、印刷所、繊維工場、製紙工場、製油所、特段の清潔さを要する部屋など、耐火性の要件が厳しい床には不可欠である。

活用範囲:

  • 危険な工場
  • 原子力発電所
  • 武器・兵器庫
  • 燃料・潤滑剤貯蔵施設
  • 倉庫、ターミナル
  • 医療施設、薬局
  • 食品製造会社
  • 児童施設

主な特性:

  • 高強度の床材
  • 高い付着力:この素材の非常に重要な特性であり、マグネシアの床を補強せずにコンクリート、木材、金属、天然石、レンガでつくられた基礎と結合することを可能にする。
  • マグネシアによる仕上げ、コーティングの防縮性により、マグネシアコンクリートを使用した床にはひびが入らない
  • 耐摩耗性
  • 耐霜性
  • 耐油・耐ガソリン性
  • 防水性
  • 耐爆・耐火性

表1の続き

サブセクション

グループ

サブグループ

 

提言

   

2396

石材の切断、成形および加工

石材加工会社に対して免税措置を適用する

理由:

a) 石材の耐久性

b) 合成素材不使用

c) リーズナブル

d) 環境に安全

e) 再利用可能

24

241

2410

鉄鋼業

7年以内に鉄生産量を10%削減する

理由:

а) 2018年の鉄生産量:18億トン

b) 温室効果ガス排出量:30億CO2換算トン

c) 水消費量:4,000億トン

d) 水質汚染

e) 大気汚染

26

   

コンピュータ、電子機器および光学機器の製造

1. コンピュータ、電子機器および光学機器の製造規格に全ての電子廃棄物のリサイクルと処理の必須要件を導入する

理由:

a) 電子廃棄物の15~20%しかリサイクルされていない

b) 電子廃棄物には多くの金属と有毒化学物質が含まれる

2. 5年以内にコンピュータ、電子機器および光学機器の生産量を60%削減する

理由:

年間3億台のコンピュータと10億台の電話機が製造されているが、この数字は毎年8%ずつ伸びている

27

   

電気機器の製造

 
 

274

2740

電気照明機器の製造

1. 5年以内に電気照明機器の生産量を50%削減する

2. 最小照度の光源を使用する

3. モーションセンサーを使用する

4. 照明器具の光の目標方向を改善する

5. 特定の種類の照明を意識的に使用し、青、白、緑の光を発するLED電球の使用を5年以内に80%削減する

6. 既存の室内照明スキームを最適化する

7. 祝祭日のイルミネーションの使用を削減する

8. 密閉型電球を使用する

9. 海洋クルーズ、灯台、船舶に代わるものを開発する

10. 紫外線自動発生源*の使用を開始する

理由:

過剰な人工照明による光害

* 紫外線自動発生源

優位点:

  • 幅広い活用範囲
  • 環境に安全
  • 高効率
  • 省エネ
  • 耐用期間が5万時間
  • 低コスト
  • パルスモードでの動作の可能性
  • あらゆる光束
  • 用途に応じて電球の構造の変更が可能:ミニチュア光源、広範囲を照らす面光源、超小型電球
  • 幅広い動作温度範囲
  • 機械的振動や電圧変動に対する耐性
  • 低慣性(陰極の「電気的」スイッチングの時間が10-8秒以下)

紫外線自動発生源の幅広い利用により、人工照明による光害が大幅に減少する。

表1の続き

サブセクション

グループ

サブグループ

 

提言

29

   

自動車、トレーラー、セミトレーラーの製造

 
 

291

2910

自動車製造

1. 5年以内に自動車生産量を70%削減する

2. 環境基準に違反しない有料駐車場を確保せずに車を購入することを禁止する

3. 公共交通機関と自転車を推進する

理由:

a) 自動車の環境に対する悪影響:産業廃棄物による水質、土壌、大気の汚染

b) 温室効果ガス排出量:年間60億СО2換算トン

c) 都市の空き地を駐車場にする

d) 2018年の世界の自動車保有数:15億台

e) 2018年の自動車生産量は9,000万台

 

293

2930

自動車部品および付属品の製造

1. 5年以内に合成ゴム製タイヤの生産量を60%削減する

理由:

a) タイヤの製造に使用されるゴムの60%が合成ゴム

b) 合成ゴム製タイヤ生産量:年間18億個

2. 天然ゴム製タイヤの製造に全面的に移行する

3. 5年以内にガソリンおよびディーゼル内燃機関の製造を禁止する

理由:

a) 石油製品消費量:年間22億トン

b) 温室効果ガス排出量:年間60億СО2換算トン

30

   

その他の輸送機関・機器

 
 

301

3010

船舶・ボート建造

重油及びその他の汚染物質を燃料として使用する船舶の建造と使用を5年以内に禁止する

理由:

a) 海洋汚染

b) 温室効果ガス排出量:年間13億СО2換算トン

c) 世界の重油を使用する船舶保有数:108,000隻

 

303

3030

航空機、宇宙機および関連機器の製造

1. 強力なプラズマ宇宙エンジンの導入*

2. 飛行船建造の発展促進

理由:

既存のエンジンは環境安全性が低い

* 強力なプラズマ宇宙エンジン

新しさと緊急性

このプロジェクトの新しさと科学的な緊急性は、熱核融合と高温プラズマ物理学について研究し、プラズマ流の磁気絶縁およびプラズマにエネルギーを注入する無電極高周波手法によるスキームを実現する、急速に発展する世界の科学的分野における著しい進歩にある。

成果:

  • 調節可能な牽引力の範囲:1~9Н
  • 比力積の範囲の最適化:10,000~1,000s
  • エネルギー効率約60%

具体的な優位点

  • ノズル出口の出力密度(MW/㎡)が10~100倍のため、サイズと重量が非常に小さい単一のコンパクト・モジュールの形で強力なプラズマエンジンを製造することが可能になる。
  • 動作気体(ガス)をほぼ完全に使用することにより、質量を増やすことなく動作時間を長くすることができる。なお、イオンエンジンにおいては動作気体(ガス)の使用は50%以下である。
  • エンジンの電源システムに高い定電圧がなく、プラズマから分離された単純で確実な共振回路のみが使用されているため、信頼性と耐用期間が増す。
  • 電荷分離がなく、大規模な電荷補償装置が不要であるため、信頼性が増す。
  • 動作中に劣化する電極がないため、信頼性と耐用期間が増す。
  • 牽引力と比力積の関係の調節、電流制御を広範囲において機動的に行うため、構造への干渉がない。
  • 広範囲の入力電力で(0.2MW~10MW以上、物理的回路を変更せずに)エンジンの構造を拡張することが可能。

この技術により大気への有害な排出物が削減され、より効率的な宇宙開発が可能になる。

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