セクションI 宿泊・外食
サブセクション |
グループ |
サブグループ |
提言 |
|
---|---|---|---|---|
55 |
宿泊 |
1. ホテル、標準的なホテルタイプの建物の建設を制限する 2. カプセルホテルを推進する 3. 発生したごみの自己処理設備を設置するという要件を4つ星・5つ星ホテルの基準に加える 理由: a) ホテルの建設、稼動による温室効果ガス排出量:年間5億5,000万СО2換算トン b) 固形廃棄物による環境汚染 |
||
56 |
外食産業 |
|||
561 |
5610 |
レストラン・移動型飲食店事業 |
1. 10年以内にレストランの数を60%削減する 2. 肉製品の販売を削減し、厳格な栄養価と承認された品目リスト(1人当たり1食450g以下:肉100g、魚100g、野菜150g)の必須レシピを開発する 3. 植物性、動物性およびその他の肉代用品を材料とする製品を含むタンパク質食品の摂取量を増やす 4. 食べられる食器やカトラリーを導入する 理由: a) 畜産によるメタン排出量:34億СО2換算トン b) 森林伐採:年間73億ha |
|
5630 |
飲料を提供する飲食店事業 |
飲用水浄化のための電気プラズマ技術* 理由: a) 20億人以上が清潔な飲用水へのアクセスを持たない b) 汚染された水は下痢、コレラ、赤痢、腸チフス、ポリオといった病気を伝染させる可能性がある c) 汚染された飲用水を原因とする感染症により死亡するケースは年間502,000件 |
* 電気プラズマ技術は、経済、環境およびその他の点で従来の手法に比べて非常に優位な、根本的に新しい水流消毒・脱塩・浄化手法である。
これは電場と磁場を利用する極めて物理学的な手法である。個々の要因と相乗効果が水流に作用することにより、所定の脱塩水準の消毒された清潔な水と不溶性の固形汚泥が得られる。
電気プラズマ技術の優位点:
- 汎用性
- 他の方法と比較して微生物相およびその他の有機汚染物質の除去水準が高い
- 水流の脱塩水準が高い
- 汚染や塩分の程度にかかわらず水流の浄化が可能
- 高コストの資材(試薬、濾過材など)が不要
- 電力消費が少ない(水1㎥の浄化に0.4~1kW/h )
- 総合的なランニングコストが少ない(保守人員の数が従来の手法の5~6分の1で、完全な自動化が可能)
- 設備が小さく設置面積も小さい(処理能力が20㎥/hの設備の設置面積は20㎡以下)
- 環境安全性の水準が高い(環境にとって危険な副生成物が発生しない、汚染された物質が蓄積されないなど)
- 信頼性と制御の水準が高い
飲用水をつくるための移動式設備
電気プラズマ技術は、電力網または独自のエネルギー源を利用して飲用水をつくるための移動式設備にも適用できる。高品質の飲用水をつくるための移動式設備は、給水網が存在しない場所における野営、洪水、地震、伝染病、原子力発電所や化学工場の事故、その他の人的災害および自然災害に際して軍隊が作業する場合に極めて必要である。これは主に農村地域である。
細菌性物質、化学物質および放射性核種により高度に汚染された水を飲用水の原料とすることが可能である。独自のエネルギー源を利用する移動式装置により、いつでもスピーディに高品質の飲用水をつくることができる。
この技術により飲用水不足の問題が短期間で解決される
Your comment will be the first